激安 USB DAC (PCM2704搭載) 1

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PCM2704搭載USB DAC


今回購入したのは以下のUSB DAC。
https://www.aliexpress.com/item/32878547490.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dhJjBlM
TiのPCM2704搭載です。送料込みで452円でした。(2019/4/15時点)
PCM2704は、USBのインターフェイスやアナログ音声出力、更に音量調整とミュートONOFFまで付いてるICです。
基板にはオペアンプなども非搭載で、保護素子もなさそうなシンプル構成です。
電源は5Vバスパワー。12.000MHzの振動子がPCM2704のクロックになっていると思われます。
PCM2704の基本スペックは以下の通り。

Supply voltage: 5 V (USB to take power).

Distortion: THD + N: 0.006% (RL> 10 k)

Distortion: THD + N: 0.025% (RL = 32 )

Signal to Noise Ratio: 98 dB,

Dynamic range: 98 dB

Headphone output power: 12 mW (RL = 32 )

↓メーカーサイト
https://www.tij.co.jp/product/jp/PCM2704

追記:アマゾンでも買えました

使ってみる

実際に使ってみます。WindowsPCであれば、標準ドライバで勝手に動くようです。

基板はMUTE/VOL+/VOL-ボタン搭載。

インターフェイスは入力がUSBタイプB(USB1.1)、出力がアナログ(アンバランス)とS/PDIFですね。

ボタンは全てWindows10上で動作しました。DAC側で音量をいじるとPC側の音量設定が変わります。アナログではなくてデジタル的に音量調整してるんですね。

聞いた感じですが、音は案外悪くないです。ウォークマン(ZX-300)のアンバランス出力と大差ないかも…?

音質は正直、マザボ直差しの方がいいですね。

音量を変えると急激に変化して調整しにくいのも気になります。

なぜ音量が急に変わるのか?

調べたところ、音量カーブが以下のようになっているようです。(メーカ提供PDFより抜粋)

WindowsXPとそれ以降のOSで音量カーブが異なります。
PCM2704をWindows7上で使用した場合、音がデカくなる。かつ立ち上がりも急です。これは使いにくいですね。

PCM2704は古いICで、既に新規非推奨品。後継の2704Cが推奨品となっており、こちらは音量カーブが緩やかとなっています。
だったら、PCM2704Cに換装したいですね。

次回に続く

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